6月は「貯蓄体質」になる絶好のチャンス！
こんにちは。
家計の整理整頓アドバイザー 深川恵理子です。
1月はお正月、2月はバレンタイン、3月は卒業、異動、送別会、引っ越しなど、出費がかさみます。
4月には入学、進級、入社、異動、歓迎会などがあり、5月はゴールデンウィーク。
あっと言う間の前半戦で、今年こそはお金を貯めようと思っていてもなかなか難しかったのではないでしょうか？
6月は祝日もなく、梅雨で外出も減り、一番支出が少なく貯蓄をしやすい月です。
また、6月と言えば、ボーナス！
このボーナスを貯められるかどうかも、「貯蓄体質」になれるかどうかの分かれ道です。
今回は、「貯蓄体質」になるための３つの方法をご紹介します。
実は、とっても簡単なことばかり。難しく考えないでくださいね。
① 先取貯蓄をする
収入 － 貯蓄 ＝ 支出
「残ったら貯蓄しよう！」と思っても残念ながら残りません。
なぜか私たちは有ったら有っただけ使ってしまいます。
ですから、お給料が入ったら、一部を貯蓄し、その残りで生活するようにして下さい。
先取貯蓄の金額の目安は、手取り月収の1～2割。
自動的に貯まるよう財形貯蓄、積立定期預金、貯蓄性の保険、積立投資、確定拠出年金などで積み立てていきます。
ポイントは「引出にくい」です。簡単に引き出せるとある程度貯まるとついつい使ってしまいますから。
そして、その貯蓄を「ないもの」として生活します。
② シンプルな家計簿を付ける
「家計簿」というと、「何度かトライしたけど、三日坊主で続かなかった…」
「付けているけど、合計は出していない。」とおっしゃる方が多いのですがいかがでしょうか？
また、節約しなきゃ、お金を使っちゃいけないと思われるかもしれませんが、まずは、「現状把握」が目的です。
不思議なことに付けているだけで支出は減りますし、貯蓄が増え始めます。
まるで書くだけで痩せる『レコーディングダイエット』のようです。
既製の家計簿は、書くことが多くて複雑過ぎ、挫折して当たり前。
科目も５，６個で充分ですし、エクセルで作ると計算式も入れられますから簡単に合計を出すことができます。
また、家計簿アプリもたくさんありますからチャレンジしてみて下さい。
③ ボーナスの半分を貯蓄する
６月といえばボーナスシーズンです。すでに使い道は決まっていますか？
特に使う予定がないと普通口座に入れたままにはしないで下さいね。
気持ちが大きくなって、ついつい使ってしまいます。
ボーナスが出たら、まず”半分”は他の口座に移しましょう。
因みに私は、個人年金保険を年払いにしてボーナスで払っています。
若い頃は使えずツマラナイ！と思っていましたが、あと2回支払うと受け取れると思うと、
やはり強制的な仕組みは、一番簡単な貯蓄方法だと思います。
ただし、ボーナスを全部貯蓄するのは危険。
ダイエットと一緒でリバウンドして、衝動買いしてしまうかもしれません。
少しは自分のために使ってくださいね。
いかがでしたでしょうか？
6月は１年間のなかでも出費が抑えられる月なので、「貯蓄体質」になる絶好のチャンスです。
貯まる仕組みを作ってしまえば、あとは自動的に貯まっていきます。
体質が変わってしまえば、こっちのものです！
＊おまけ「基本、クレジットカードは使わない。」
「クレジットカードでの買い物をどう管理したらいいの？」とよくご質問をいただきます。
ごく普通の方は、クレジットカードを使わないようにするだけで、ずいぶん生活が楽になります。
現金で支払うとなると買物を躊躇することが増えますし、利用明細を見ても憂鬱になることが減ります。すると、なんとも心軽やかになりますから、ぜひトライしてみて下さいね。
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