結婚は最初が肝心! お金の管理をどうする?
6月と言えば、ジューンブライド!
素敵なカップルの幸せが長く続きますように今日は、ちょっとビターなお話。
最近は、結婚しても共稼ぎで、生活費を出し合って残りはそれぞれが管理して
いらっしゃるケースが多いようです。
そのため、お互いにいくら収入があるのか、貯蓄がいくらあるのかわからない…
実は、このタイプはもっともお金が貯まりません。
独身の時同様使ってしまいますし、相手が貯めているだろうと互いに思っています。
甘~いですね。
最初が肝心!お金の管理について夫婦で話し合っておくことが大切!
老後までを共に過ごすのだから、お金のことはきちんと決めておきましょう。
恋愛期間と違い、結婚はまさにリアルな現実。ライフスタイルや生活習慣の違いで
戸惑うことも多いと思います。
中でも、お金は、住まい、教育、リタイア後の生活と将来にわたって重要なポイントに
なります。
ライフプランや、お金の使い方・貯め方、増やし方をお二人のしあわせのためにも、
きちんと考えましょう。
でも何となくお金のことって話しにくいものですよね。
だからと言って、適当になんて考えていては将来大変なことになってしまいます。
私たちファイナンシャルプランナーはそんなお二人と一緒にみらいのお金の管理方法を
考えるのも仕事です。
お金のプロが一緒にお話しすることで、新婚生活で考えておきたい5つのルールを
スムーズに実行することができます。
ぜひご相談下さいね。
ルール1:少なくとも貯蓄は2割!
人生の中で、「お金の貯め時」は3回。
独身時代
新婚からお子さんの教育費がかからない間
お子さんが独立してから退職までの間
ですから、新婚時代は勝負です。この時期にしっかり貯めましょう。
収入やライフスタイルにもよりますが、最低でも収入の2割は貯蓄しましょう。
共働きの場合は、3~4割なんとか頑張ってみて下さい。
お子さん1人あたり、誕生から大学卒業まで食費や教育費を合わせると3000万円かかると
いうデータもあります。
1日も早く貯蓄を始めましょう。
ルール2:2人の収入をひとつの財布で管理する
「え~!それでは自由になるお金が無いじゃない!」と思われるかもしれません。
でもこれが一番お金の貯まるお財布です。
新婚の間にしっかり貯蓄をして、本当の意味での自由なお金を手に入れて下さい。
いずれお子さん出来た時には、奥様の収入は無くなったり減ったりするかもしれません。
中には、奥様の収入は全額貯蓄すると頑張っていらっしゃるお話をお聞きすることも
あります。
最初が肝心です。2人で協力し合って豊かでしあわせな家庭を築いて下さいね。
ルール3:お小遣いはきちんと!
2人ともきちんとお小遣いの金額は決め、そして、自由に気持ちよく使いましょう。
奥様が専業主婦の場合、お小遣いなしというご家庭もありますが、かえって不透明になり
不満も溜まりやすいものです。
ただし、使い道については、各自の自由。詮索なしです。夫婦がお金の事でもめるのは
一番不幸ですから。
ルール4:みらいの夢を語り合いましょう!
やみくもな貯蓄や、一つの金融商品だけにお金を集中させるのではなく、
何のためにいつ使うかを考えて貯めていきしょう。
そして、将来、生まれる可愛いお子さんのことや素敵なマイホームのお話をいっぱい
して下さい。海外旅行や車購入など楽しみな計画にもお金の準備はかかせません。
また、長い人生には病気になることも、失業することもあります。
半年~1年生活できるお金は準備しましょう。
10年後20年後ずっと仲のいいお二人を想像しながら考えて下さいね。
ルール5:老後のために時間を味方につける!
老後のことなんてまだまだ先と思うかもしれません。
だからこそ、今から少しずつ準備を始め、時間を味方につけて下さい。
お金を貯めるコツの一つは、長い期間コツコツと積立て運用していくこと。
預貯金より高い利回りの投資信託や変額保険、外貨建ての保険などは元本保証ではなく、
為替リスクもありますが、時間さえあれば、リスクを小さくすることができます。
新婚当初から運用先も2人でしっかり勉強をして決めて下さいね。
弊社では定期的にマネーセミナーも開催しています。
ぜひご参加下さい。また、ちょっと聞いてみたいことがありましたら、
いつでも遠慮なくご連絡下さいね。
お待ちしています。
いかがでしたでしょうか?
しあわせな結婚生活がより豊かなものになりますようにいつでもお手伝いさせていただきます。
家計の整理整頓アドバイザー
深川恵理子