結婚までにどのくらい貯金すればいいですか?
結婚にはお金がかかる!
と思っている方も多く、今日は27歳の女性のお客様からこんな質問をいただきました。
若い方にとっては「結婚までにお金をどれだけ貯めるべきか?」は気になるところです。特に男性は、お金が貯まるまでプロポーズができないと思っていらっしゃるようです。また、お金がないから結婚しないとおっしゃる男性も多くいらっしゃいます。
しかし、これは大間違い!
お金がなくても結婚はできます。入籍は婚姻届けを提出するだけで、無料で出来ます。ただし、本籍が違う場所の人は戸籍謄本を取り寄せなければなりませんので、これは1通450円です。
そして、お金が貯まったらなんて言っているようでは、お金は貯まりません!今まで貯められなかった人が急に貯められるようにはよほどのことがないとできません。生活習慣はそんな簡単に変わりませんから、何時までも貯蓄ができなくて喧嘩の原因を作るだけです。ですので、あ~だこ~だ言っていないで、先に結婚しちゃって下さい。それから、じっくり貯蓄しましょう。人生は長いようで短いものです。
ウェディングドレス着て、親族だけで食事してだったら、20万か30万くらいで収まるのではないでしょうか?お金がなければ、それで十分じゃないでしょうか?私自身は結婚願望もそんなにありませんでしたし、お金のかかる結婚式なんて必要ないと思っていましたが、なんと3回も結婚してしまいました。最後は東京と仙台の2か所で式と披露宴をしましたから、計4回ウェディングドレス着ています。恥ずかしいほどムダにお金をしっかり使ってきました。この原稿を書いてあらためて考えると、1000万は使っています。あ~!もったいない!「お父さん、お母さん、ごめんなさい。」本当に申し訳ないことをしました。
アッ!こんなテーマじゃなかった話がそれてスミマセン!
私のような天邪鬼な我儘娘ではない、すてきなお嬢さんたちのために、結婚までどのくらいお金を貯めたらいいか考えていきましょう。
とはいっても、結婚式や披露宴をどうするか? どこに住むか? 親からの援助があるか? などで条件が変わってくるものです。また、地方や両家の考え方もいろいろ。因みに初めの結婚ではトラックに紅白幕をつけて、荷物を運び、新車も持っていきました。もちろん新郎は新築の家を準備しました。今から30年以上前の名古屋の結婚は思い出してもびっくりするような派手なものでした。でも我儘娘はそんなもんだと思っていました。もちろん本人にはそんなお金はありませんから、親が準備したわけです。スミマセン!話を戻します。ここからは、実際にお役にたてるよう標準的なパターンで安心な貯蓄ラインを考えていきたいと思います。結婚式の費用負担も男女半々を想定して考えていきますね。
結婚式・披露宴・新婚旅行のために150万円
リクルート ブライダル総研「ゼクシィ結婚トレント調査2016」によると、結婚イベントにかかる費用は次のとおりです。
結納、指輪、挙式、披露宴、新婚旅行 : 平均469万7000円
披露宴・披露パーティ招待客のご祝儀総額:平均232万3000円
つまり、差し引き240万円程度は自分たちで用意する必要があるということです。
そして、このデータでは、親・親族からの援助があった人の割合は72.6%、援助があった人の援助額平均が166万9000円となっています。因みにマネープランを考える場合、お子さんの結婚費用はおひとり300万円で計算しています。
一先ず、2人で結婚のイベント費用として300万円程度は貯めたいところですね。実際に、2人で結婚費用として貯金をしていた人の貯金額平均は309万2000円だそうです。1人150万円が目標ですね。
新生活準備のために50万円
次に新生活のためのお金は、同じく「ゼクシィ新生活準備調査 2016」によると、平均は 72万3000円とのことです。インテリア・家具の購入(40万円)、家電製品の購入(37万4000円)など、新生活にもお金がかかりますね。
今現在、1人暮らしをしていたり、親と同居するなどでかかる金額は変動しますが、新生活の準備として100万円ほどあると安心ですね。1人当たり50万円準備したいところです。
新生活の予備費として50万円
それ以外にも、生活予備費としていくらかは手元に置いておきたいものです。最低でも3か月は生活していけるだけのお金はもっておきたいですね。つまり100万円程度は使わない貯蓄です。これも1人あたり50万円ですね。
結婚準備のために合計250万円
このように見ると、結婚イベントに150万円、新生活の準備に50万円、生活予備費に50万円と合計250万円となりました。まずは結婚までに250万円はクリアしたいところです。
結婚前のお金の貯めどきを逃さない!
人生でお金を貯めるタイミングは3回。
1.独身時代
2.結婚してから子供の教育費がかかるまで
3.子供が独立してから定年まで
この一番最初のタイミングにいかに貯蓄をするかで人生は大きく変わってきます。結婚するしないにかかわらず、20代30代にしっかり貯蓄をする習慣を身に付け、貯蓄体質になっておくこと。これが人生の分かれ道になると思います。しっかり生活基盤を作って下さい。長いこれからの人生がお金で困ることがないように、しっかり準備して下さいね。
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