保険料はクレジットカードで払うといい理由

毎月支払う電気、ガス、水道代は、最近ではクレジットカード払いにしていらっしゃる方が多くなってきました。ポイントも貯まりますね。
実は、生命保険の保険料も会社によっては、クレジットカードで支払うことができます。

まずは、みんなの大好きなポイントを考えてみましょう。
例えば、月々の保険料30,000円を30年間払い、1%のポイントが付くとすると、
30,000円×1%×12か月×30年=108,000円
108,000円相当のポイントが付くことになります。
ちょっとうれしい金額ですね。
毎月払うものは、クレジットカード払いをおすすめします。

しかし、これよりもっと大切なことがあります。
生命保険の保障が切れてしまったら…
万が一亡くなってもご家族は保険金を受け取ることができませんし、入院や手術の給付金を1円も受け取ることができなくなります。
生命保険は、2か月支払がないと「失効(しっこう)」してしまうことをご存知でしょうか?
生命保険の失効とは、保険の効力がなくなり、保障がなくなってしまう状態のことです。
通常、保険料は預金口座から毎月引き落とされますが、万が一、引落日に残高が足りないと保険料は引き落とされず、未払いになってしまいます。1回の未払いで保険自体が失効してしまう事はありませんが、仮に2ヶ月連続で未払いとなってしまうと保険は失効してしまいます。

掛捨ての保険ならそれ以後保障も何もなくなってしまいますし、貯蓄型保険は解約返戻金が戻ってきますが、支払った保険料より下回り、当然、それ以後は何の保障もありません。もったいない話です。もちろん、「復活」という制度もありますが、その時の健康状態によっては再加入できないこともありますし、支払が滞った保険料は全て支払う必要があります。

この点、クレジットカード払いの場合は保険料を支払うのはクレジットカード会社側ですので、「残高不足」は避ける事ができるようになります。もちろん、クレジットカードの引き落とし日に残高不足となってしまわないようにすることと、クレジットカード自体が失効してしまうと支払いもできなくなってしまいますから注意して下さいね。
あと、クレジットカード払いでは、「契約者名義のカード」でしか支払いはできないことになっています。

銀行口座からの引き落としでも、クレジットカード払いでも、常に口座残高が不足しないよう管理しておくことが大切です。

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