300万が30万になってしまいました…③

10年前、300万円預金があった40代後半の独身女性。
「支払いが大変だから、保険を見直したい。」と連絡があり、2年ぶりにお会いしました。
な、なんと預金が、10分の１、30万円になっていました・・・

理由はともかくなんとか貯蓄額を増やしていかないと大変です！

すでに、10年前から貯蓄性の保険にいくつかご加入いただいていますので、
50歳　200万円
65歳　680万円
70歳　120万円
と、老後資金として1,000万円は少なくとも貯まる予定です。

でも、これだけでは足りません(涙)
残念ながら、退職金や企業型確定拠出年金のない会社にお勤めですので、
国からの厚生年金しかあてにできるものがないのです。
今現在、見込額が10万円弱。
家賃、食費、水道光熱費だけで、すでに年金分を越えてしまいます。

老後を65歳～90歳までの25年間とし、首都圏で暮らし、インフレや消費税などの増税も考えれば、少なくとも月20万円くらい欲しいのではないでしょうか？

月20万円で暮らすとすると、年金は10万円弱ですから、あと10万円は少なくともご自分で準備する必要があります。
そして、すでに1,000万円の準備の仕組みはできていますから、

10万円　×　12か月　×　25年　＝　3,000万円
3,000万円　－　1,000万円　＝　2,000万円

なかなかの金額になってしまいますが、あと2,000万円を自分で準備する必要があります。

70歳まで働くとして、今から約20年。
年間100万円貯めていくことになります。

なかなか厳しい…
でも、それであきらめるわけにはいきません。

さて、どうしましょう？
あなたなら、どうしますか？

つづく