中学受験は10年が勝負！

日本全国で中学受験をする割合は、約８％です。
現在、およそ同年齢人口が１００万人なので、８万人が中学受験人口ということです。
東京都の小６の人口はおよそ１０万人で、都内の中学受験割合はおよそ２５％、つまり２．５万人。
上位の区では、こんな割合です。
1 港区 52.0%
2 中央区 49.5%
3 世田谷区 42.6%
4 渋谷区 41.3%
5 杉並区 38.8%

今日は、中学受験を予定している小学5年生のパパのご相談でした。
相談というよりも、お考えをいろいろお聞きしました。

とにかく、お金がかかる！
この先、中学に入学したら、もっとかかることは決まっている！
子供一人に１０００万円だというけれど、大学はどんな学部に進むかでも違うし、
それ以前に塾だ、習い事だと学校にはそんなにかからなくても、
それ以外にすごくお金がかかります。

大変だという話はよく聞きますし、お金がかかることは想像に容易いと思いますが、
このお父さんはこんなふうにおっしゃっていました。

だから、生まれてからの１０年。
これが勝負の分かれ道。
つまり、生まれてからの１０年間は、まだそんなにお金がかからないから、
この間にどれだけ貯めるかが重要だ！と力説されました。
ですから、大学費用としてすでに元金６００万円貯められたそうです。

５万円　×　１２ヵ月　×　１０年　＝６００万円

これからも貯めるつもりだけれど、今までのようには貯まらないからね。
なんて苦笑い。

お金を貯めるのは、早めに越したことはありません。
教育費はお子さんが生まれてから、始めるのではなく結婚したらすぐ始めます。
もっというと、「いずれ結婚したい！子供がほしい！」と思っているのなら、
独身の時から貯め始めます。
また、結婚するつもりはない。子供は産まないつもりなら、なおのこと貯蓄は必要です。
どんな人生を歩もうと、早めの貯蓄がその後の人生を大きく変えていきます。
人生前倒し！

パパの話に戻ります。
だけど、子供が大学に行きたい！と言った時、お金がないから我慢しろとか、
自分で借金して行けとは、父親として言いたくないんです。
奨学金は借金ですからね。

それに、僕に万が一のことがあったら…
そう思うと、いろいろお金の勉強もしました。
だから、賃貸でいいと昔は思っていたけれど、団体信用保険が下りるよう住宅ローンも組みましたし、死亡保障も貯蓄を兼ねながら、しっかり取れるよう長期で変額保険に入りました。
途中で一部解約したり、払い済みにすることもできるんですよね。
あと、ドルコスト平均法で、投資信託も積み立てていますよ。

でも、僕が何より健康でしっかり働くことだと思っています。
大変だけど、子供たちのことを思ったら、頑張れます！

こんなお話でしたので、な～んにも言うことありません。
素敵なパパをひたすら応援したくなりました。

人それぞれ、考え方も価値観も家族構成もみんな違いますから、正解はありませんが、
我が家にとってのベストを選択していただきたいと思います。
そのためには、まずは問題点の整理、そして、貯蓄計画を考えるところからです。
人生前倒しです！
ファイナンシャルプランナーは、そんなお手伝いもしています。

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11/10(土)13:30～15:30

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