預貯金がないと、お金がないの???

今日のご相談は、50歳の独身女性。
あればあっただけ使ってしまうそうです。
ほとんどの方がこうおっしゃいますし、私もそうです。
だから、先取り貯蓄!
先取貯蓄の仕組みを作って、自動引き落としにして手を付けにくくしています。

お金を貯められない方は、この仕組み作りを知らないだけ。
そして、多くの方が、お金を貯めるのは預貯金と思い込んでいるのです。
今日の方も「貯められない、貯められない…」とおっしゃっていましたが、保険料が月に約6万円!
内容を見せていただくと、貯蓄性保険ばかりです。
計算してみると、65歳まで払って、原資だけで1,500万円貯まることになっていました。
為替や運用成績でさらに増えることになるでしょう。

な~んだ!実は、しっかり先取り貯蓄していらしたんです。
でも、銀行預金の残高がほとんどないため、ご本人にその自覚がないのです。
「保険の内容はよく分からない…」ともおっしゃっていました。
分からないものに毎月6万円もよく払うなぁと思いますが、こんな方多いです。
自分の加入している保険の内容を確認してみて下さいね。
確認したくても担当者が辞めてしまっていて、どうしていいか分からなければ、
ファイナンシャルプランナーに相談してみて下さい。
もちろん、私の個別相談にいらして下さっても大丈夫!
分かりやすくご説明しますね。

そして、この方の本当の問題は、銀行預金の残高がほとんどないことです。
貯蓄性の保険でも保険料払っている間に、解約や減額をすると元本割れしてしまう場合がほとんどです。
急にお金が必要になったり、働けなくなったら…
保険を解約や減額するしかなく、元本割れしてしまい、もったいないことになってしまいます。

ですので、 銀行預金にまずは100万円ほど貯めていただくよう提案しました。
そうしたら、万が一、働けなくなっても3か月くらいは生活できますよね。

そして、もう一つ。
NISA口座を開設し、投資信託で毎月積み立てていただくことも提案しました。
これは、元本保証ではありませんが、ドルコスト平均法の効果で
預貯金で貯めるより、大きく殖やしていける可能性があります。
そして、積立ながら引き出すこともできますので、どうしても必要になった時は
引き出せばいいのです。

要は、預貯金・投資信託・貯蓄性保険の3つでバランスよく、資産形成していきます。
それぞれメリットデメリットがありますから、上手に使い分けて下さいね。

まさか、あなたは銀行預金だけなんてもったいないことしていませんよね。

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