株式投資と言われても、どこに投資すればいいか分からない・・・
* 株式投資とは、経済成長に投資をすること
長期的に企業の成長に投資し、経済成長の恩恵を受けること。
私たちはお金を払って株式を購入し、保有することができます。
株式を保有するということは、その企業のオーナーになり、成長に投資をするということです。
株式には、満期もない上に元本保証がされているわけではありません。
しかし、企業の利益が上がれば、配当を受け取ったり、企業の成長に応じて値上がり益を享受することが出来ます。
ですから、成長しそうなところに投資することが大事ですね!
* 経済成長には公式があります!
経済成長 = 労働力 × 技術力 × 資本力
こんな公式です。
労働人口は、経済成長には欠かせません。→ ヒト
新しい付加価値を生み出す原動力は、技術力です。→ モノ
さらに、設備や人材など成長スピードを手に入れるためには企業に投資する資本力です。→ カネ
ヒト × モノ × カネ
とすると分かりやすいですね。
* 経済成長する魅力的な投資先はどこ?
◆ 労働人口
世界の労働人口のランキング上位は、1位:中国、2位:インド、3位:アメリカ
◆ 新技術の開発力
各国が取得している特許件数から見て、技術力で世界をリードしているのは、
1位:中国、2位:アメリカ、3位:日本
◆ 企業に投資する資本力
若く勢いのある企業に投資を行うベンチャー投資の金額において、世界をリードしているのは、1位:アメリカ、2位:中国、3位:インド
今後も世界経済をリードする可能性が高いのは、アメリカ、中国、インド!
株式は、経済成長に投資を行うものですので、経済成長する可能性が高い市場への投資が有効ですね。
* 投資環境に合わせた投資手法
金融危機前の景気がピークの時の株式投資は、マイナスの投資成果になる傾向が強いものです。
一方、金融危機発生後の買いづらいタイミングでの株式投資はプラスの成果に繋がることが多いものです。
タイミングを狙った短期目線での投資では、感情的な売買も増え、想定通りのパフォーマンスを上げることは難しいと言われています。
長期的かつ安定的なパフォーマンスを目指す場合、代表的な運用手法は「ドルコスト平均法」です。
毎回、コツコツ積立ていく投資のメリットは、安い価格の時は多く買い付けることが出来ること。
多い時も少ない時も数量はドンドン積み上がっていきます。
* 投資期間
景気のサイクルは約10年で転換点を迎えることが多いものです。
目先の上昇・下落を狙う投機にならないようにするためにも、
確実に安い地点を通過するためにも投資期間は10年以上で考えることが望ましいものです。
長期で考えれば、上がった、下がったと一喜一憂せず、心穏やかに株式投資をすることができますね。