世界中の株価が大幅下落しましたが…

4月2日~7日、トランプ大統領が相互関税を発表し、最も大きく下落したのは、
日本株、アメリカ株、中国株の中でどれだと思いますか?
実は、-12.8%と日本株なんです。

軒並み下がってはいますが、日本株が一番とはビックリですね。
ところで、「相互関税」とは?
相互関税とは、貿易相手国が自国製品に対して高い関税を課している場合に、
対抗措置として同等の関税率をその国からの輸入品に適用するという考え方です。
要するに「やられたらやり返す」といった対称的な関税の仕組みであり、
公平性を確保することを目的としています。
つまり、アメリカに高い関税を課している国に対して、米国も同水準の関税を課すということです。

大幅下落の背景①
想定以上の高い関税率だったこと
一律10%+国・地域ごとに上乗せし、特にアジア諸国に対して、
事前の想定以上の高税率だったことが挙げられます。
適当な計算式で算出したとの批判も出ています。
各国の消費税、非関税障壁などが考慮されておらず、
また、各国との外交関係や過去の通帳交渉も無視!
大幅下落の背景②
まさに報復関税の応酬!
執着地点の予想ができません。
中国は、即座に報復関税で対抗し、米国からの全輸入品に34%の関税を課しました。
すると、トランプ大統領は「中国が報復関税を撤回しない場合、追加で50%の関税を課す」ですって。

相互関税の影響で世界のGDPは減少する見通しです。
アメリカも-1.69%で、米国景気後退の確立が上昇しています。
JPモルガンは60%、ゴールドマン・サックスは45%に上昇したと発表しています。
S&P500もトランプ関税を受けて、大幅に下落しています。

こういった下落局面は、今後どうなっていくのでしょうか?
過去の米国株の動きを見てみましょう。
トランプ氏VSクリントン氏の2016年大統領選挙、あの時はその後上がりました。
しかし、リーマンショックの時は、その後大幅に下落しました。

さらに、その後1年、どうなったかというと


2つのケースは大きく違う結果になっています。
当時のことを思い出してください。
今後どうなるか分かりませんでしたよね。
結局、将来の株価が上がるか下がるかの予想は本当に難しいことです。

そして、いつが底値かもわかりません。
ですから、積立投資も一括投資も複数回に分けて購入することがリスクを抑えることになります。
時間分散、購入するタイミングを増やすことがとても大切です。
以前にも書きましたが、このことから私はNISAの成長投資枠も毎月積立投資しています。
毎月購入の仕組みにしてしまえば、いつ買おうと考える必要もなくなります。
これからのことは誰にも分かりませんが、過去の実績は分かっています。
S&P500に毎月3万円、1995年から30年間積み立てたとするとこんな結果になっています。
このグラフを見てどう思いますか?

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