5年後に離婚したい…

最初から今日は体調を崩すこと覚悟していましたが、
案の定、15時から寝込んでさっきやっと起きました。

今日のお客様からの相談は難しい話でことであろうと想像はついていましたが、
やはり、下のお嬢さんが成人したら離婚したいとのことでした。

ご主人からの家計費15万円。
パート収入10万円弱。
自分名義の貯金なし。
住まいは持ち家。
こんな状況の50代前半の女性です。

50代ともなると、結婚してから20数年。
今更、夫婦関係は修復するのも難しいほど深い溝ができています。

私は、ファイナンシャルプランナーとして
お金の面からこの女性のライフプランを考え、
今日はいろいろお話しました。

この方がしあわせな未来を迎えるためには、どうしたらいいと思いますか?
あなたならどうしますか?

若い時は、誰も自分が将来どうなるかなんて分からない。
でも、50代にもなれば、ある日、魔法使いのおばあさんが表れて、
魔法の杖で素敵なドレスやカボチャの馬車を出してくれるなんてことはありません。

どう生きるか、結局、自分。
夫婦の間も相手じゃない。
相手に望む前に、自分なんです。

家計は、夫婦で協力し合わなければ上手くいきません。
この方もおっしゃっていました。
「結婚したころは、私も働いていて、互いに干渉せず、好きにお金を使っていました。
だから、未だに夫のお金がどうなっているか分かりません。」

新婚さんには、いつも口をすっぱくして言っています。
「最初が肝心! お財布は一つにする!」

言っちゃなんですが、結婚当初の恋愛感情なんて数年で冷めます。
これは、生物である以上当たり前のこと。

そこから、家族としての愛をどう育てていくかが、人としてすべきことです。
一緒に暮らす家族として、互いに信頼し合い、協力し合うこと。
そして、互いに笑い合えること。

そのためには、ある程度の努力が必要です。
夫婦でも親子でも、人が接すれば、摩擦が起きます。
だから、円滑な関係でいられるよう、親しき仲にも礼儀あり。
「家庭内営業」だと割り切って、夫と接し、家計管理をしていきます。
だって、穏やかで平和で仲がいい方がいいじゃないですか?

そして、家計を預かる妻がやることは、
やはり、その家計費で生活することなんです。
もし、その金額が少なければ、夫婦で話し合えばいいのです。
このお宅は、足りないことをご主人に話せば、叱られるからと
奥様の貯金を取り崩して、穴埋めしていました。
そして、今では奥様名義の貯金はゼロ…

キチンと家計簿を付けて、何にいくら使ったから足りないということを
論理的にご主人に話せば、こんなことにはならなかったはずです。
家計簿を付けずにドンブリ勘定
話せば、ずさんな自分が責められる…
だから、自分の貯金から出して、ごまかしていました。

住居費、教育費はご主人が支払っていらっしゃいますから、
家計費の15万円は、食費、消耗品費、小遣い、奥様の車の支払いだけです。
ものすごく多いわけではありませんが、十分やっていける金額ですし、
やって行かなければなりません。

家計簿を付けることは、そんなに難しいことでしょうか?
限られた予算で生活することは、そんなに難しいことでしょうか?

仕事なら、きちっとやってます。
みんな仕事では、すごく細かくて難しいことをちゃんとやっているのに、
予算をたて、経費削減にも努力しています。
なのに、大切な家計に関しては、
家計簿すら付けずにだらしなくお金を使っているなんて言語道断!
出来る能力はあるのです。
しあわせになることを、しあわせでいることをサボらないで!

家計簿を付け始めると、少しずつ支出が減り始めます。
そして、何よりお金と向き合うことで、今まで気が付かなかった様々なことが
分かるようになってきます。

今のままだったら、5年後、
今と変わらず、不満と不安を抱えたまま夫婦生活を続けるか、
ますます苦しい経済状態で一人になるか、
どちらかです。

キッパリ! 覚悟決めて下さい!
とにかく、お金としっかり向き合う!
家計簿を付けて、だらしのない自分の真実が浮き彫りにされると
めちゃくちゃ苦しいけど、それを乗り越えないと今のまんま。
そんな人生、イヤじゃない?

やり方わからなかったら、いつでも教えます!
ずっとしあわせでいて!
まだまだ人生は長く続くのですから。


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